「鳳凰賞典レース」(6日、立川) 連日、持ち味を発揮している藤井侑吾(29)=愛知・115期・S1=が豪快逃げで決勝進出を果たした。 準決10Rは打鐘で前がごちゃついたところをすかさずカマすと、最終ホーム過ぎで北井佑季(神奈川)を叩き切っ…
「鳳凰賞典レース」(6日、立川)
連日、持ち味を発揮している藤井侑吾(29)=愛知・115期・S1=が豪快逃げで決勝進出を果たした。
準決10Rは打鐘で前がごちゃついたところをすかさずカマすと、最終ホーム過ぎで北井佑季(神奈川)を叩き切った。その後は落車のアクシデントもあったが、長い直線を苦にせずに押し切った。「これは行くしかないと思うところで行けた。ハイペースだったし、バック過ぎから脚はカクカクしたけど、前々に踏めて良かった」と笑顔で振り返った。
今年は3月に地元の名古屋記念があり、G1・日本選手権(4月29日~5月4日・名古屋)も控えてモチベーションは高い。前検では「今年は記念を取りたい」と意気込んでいたが、新年早々にチャンスが巡ってきた。決勝も豪快に踏み上げて、飛躍の一年へ記念初制覇で弾みをつける。