全国高校ラグビーは7日に花園ラグビー場で決勝を迎える。3大会ぶり7度目の優勝を狙う東海大大阪仰星(大阪第2)は、大阪府枚方市内の同校で桐蔭学園(神奈川)戦へ向け練習した。 ラインアウト、タックル練習などをこなし、最後はマネジャーを含め12…
全国高校ラグビーは7日に花園ラグビー場で決勝を迎える。3大会ぶり7度目の優勝を狙う東海大大阪仰星(大阪第2)は、大阪府枚方市内の同校で桐蔭学園(神奈川)戦へ向け練習した。
ラインアウト、タックル練習などをこなし、最後はマネジャーを含め120人超の部員で輪になって手をつなぎスクワットを10回行った。主将のフランカー青野寛大(3年)は「最後一つになってチーム全員で優勝に向かうことができた」と充実感を漂わせた。共同主将のSO吉田琉生(3年)ら一部選手は治療院で体のケアに充てた。
桐蔭学園には、前回大会の準々決勝と昨夏の合宿中に組まれた定期戦で敗戦。三度目の正直となるリベンジに「去年は自分もメンバーに入ったが、最後ベンチで悔しい思いをした。去年の1月3日にスタートしてからは全員で戦おうと思った。もれる人が誰もいないチームを作ってきた。今日の全員スクワットみたいに、心でつながっている」とベンチ外も含めた部員全員で戦うことを強調した。
湯浅大智監督(43)は「全力を尽くしてやり切って、さらに成長する。集大成ではなく、人生の歩みの中で日本一という成果を得る。そこが最終段階ではなく途中という感覚を持って歩んでほしい」と決勝戦での経験を成長につなげてほしいと望んだ。