体操男子で昨夏のパリ五輪団体金メダルの橋本大輝(セントラルスポーツ)が6日、母校・順大のさくらキャンパス(千葉県)で2025年の初練習を行った。今年の目標を漢字一文字で「一」と表した。「“世界一”を取りたいという強い気持ちもあるし、“一番…
体操男子で昨夏のパリ五輪団体金メダルの橋本大輝(セントラルスポーツ)が6日、母校・順大のさくらキャンパス(千葉県)で2025年の初練習を行った。今年の目標を漢字一文字で「一」と表した。「“世界一”を取りたいという強い気持ちもあるし、“一番”心を動かせる演技ができたらいいと思います。そのために“一日”、一日が大切になる」と掲げた。10月に世界選手権も控える。2001年生まれの“年男”は、28年ロサンゼルス五輪を見据え、新たな気持ちでスタートを切った。
昨夏のパリ五輪では、団体で悲願の金メダルを獲得したが、連覇を狙った個人総合ではメダルに届かぬ6位。「団体金メダルを獲得することはできたけど、個人総合では金メダルを獲得できなかった悔しさがあります。悔しい経験もうれしい経験もでき、感情的に難しい1年」と振り返った。年明けはこの日の全体練習を前に、3日には個人で基礎トレーニングを開始しており、「昨年の悔しさを糧に、今後も頑張っていきたい」と、熱い思いを語った。
パリ五輪団体金メダルメンバーも新年の抱負。萱和磨は今年の抱負を漢字一文字で自身の名字の「萱」と示した。「どんな時でも自分を見失わないように」と意味を込め「ロス五輪に向けて再スタートの年。今年は世界選手権で金メダルを狙えるように、新ルールにも対応していきたい」と掲げた。谷川航も「今年の漢字は『新』。昨年は体操をやっていて良かったと思える最高の年だったので、気持ち新たに頑張りたい」と誓った。