日本野球機構(NPB)が6日、都内の事務局で仕事始めを迎え、プロ野球の榊原定征コミッショナーが、将来的な伝統の一戦の海外開催構想を明らかにした。 今年は3月18、19日にMLBのドジャース対カブスの開幕戦が東京ドームで実施される。昨年はド…
日本野球機構(NPB)が6日、都内の事務局で仕事始めを迎え、プロ野球の榊原定征コミッショナーが、将来的な伝統の一戦の海外開催構想を明らかにした。
今年は3月18、19日にMLBのドジャース対カブスの開幕戦が東京ドームで実施される。昨年はドジャース対パドレスの開幕戦がソウルで開催されるなどMLBは積極的な海外戦略を展開している。榊原コミッショナーは「彼らは、ワールドツアーズってもう10年ほど前から、ロンドンでやったり北京でやったり、韓国でやったり、いろんなところでやって野球を広めている」と評価し、夢を口にした。
「メジャーはそれなりに責任を果たしてるんじゃないかなと思うんでね。日本もできたらいいなと思うんだけどね。巨人、阪神戦をソウルでやるとか、ロンドンでやるとか、そんなことできたらいいんでしょうけどね」と“伝統の一戦”を例に挙げて、日本プロ野球界の今後の展望を示した。
「なかなか難しい。経済的にも選手の体力的な負荷も大きい」と実現への高いハードルも示したが、海外ファンの前で熱い伝統の一戦が繰り広げられることへ夢は広がりそうだ。