今季、9年ぶりにJ2で戦う札幌は6日、大和ハウスプレミストドームで2選手の新加入会見を行った。 ベルギー1部のコルトレイクから完全移籍で加わったMF高嶺朋樹(27)は、下部組織で育ち、トップでも2022年以来の古巣復帰になる。「札幌をJ1…

 今季、9年ぶりにJ2で戦う札幌は6日、大和ハウスプレミストドームで2選手の新加入会見を行った。

 ベルギー1部のコルトレイクから完全移籍で加わったMF高嶺朋樹(27)は、下部組織で育ち、トップでも2022年以来の古巣復帰になる。「札幌をJ1に上げたいという思いと、J1でタイトルを取りたいという思いが強くあった。それが一番だった」と決めた選択。3年ぶりに赤黒のユニホームに身を包み「身が引き締まる思い。またここから頑張っていきたい」と意を強くした。

 22年オフに柏へ移籍する際には「日本代表入り」という目標を掲げていた。「J1に上がらないことには日本代表は難しくなる」と今も変わらない思いを口にはしたが、個人的な感情は一時、封印する。「まずJ1に上がることだけを考えて、その先はその後考えたい」と1年でのJ1復帰だけを見据えて戦っていく。

 また大体大から加入する、同じく札幌U―18出身のMF木戸柊摩(22)は「多くの試合に絡んで、目に見える結果を積み上げて、J1昇格に少しでも多く貢献できれば」と抱負を口にした。