1月6日の中山7R・3歳1勝クラス(芝2000メートル=12頭立て)は、セレクトセールを8800万円で取引された7番人気のゴーソーファー(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キズナ)が、前走9着からの巻き返しに成功。豪快な追い込みを決めた。勝ち…

 1月6日の中山7R・3歳1勝クラス(芝2000メートル=12頭立て)は、セレクトセールを8800万円で取引された7番人気のゴーソーファー(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キズナ)が、前走9着からの巻き返しに成功。豪快な追い込みを決めた。勝ち時計は2分0秒7(良)。

 小雨が降り始めた中山競馬場。レース前半は最後方を追走。勝負どころにかけて外を進出すると、直線では1番人気のアロヒアリイとともに力強く坂を駆け上がり、3/4馬身差で2勝目を手にした。津村明秀騎手は「1、2週前の調教に乗って、悪くない競馬をしてくれると思っていたし、距離が延びていいとも思っていた。ペースも流れていたし、最後は期待通りのいい脚でした」と一変した走りに納得の表情。手塚貴久調教師は「前走が負けすぎと思っていたので、立て直してよかった。距離が延びて味が出たし、桜花賞よりオークス向きだと思う。この時期に2勝目を挙げられたのは大きい」と喜んだ。今後についてはオーナーと相談してG1を目指すローテが組まれる予定。