1日に老衰のため99歳で死去したプロボクシング帝拳ジムのマネジャー・長野ハルさんに対し、世界の主要4団体は日本時間6日までに、SNSなどで哀悼の意を示した。 WBAは公式インスタグラムに長野さんの写真とともに「RIP(Rest In Pe…

 1日に老衰のため99歳で死去したプロボクシング帝拳ジムのマネジャー・長野ハルさんに対し、世界の主要4団体は日本時間6日までに、SNSなどで哀悼の意を示した。

 WBAは公式インスタグラムに長野さんの写真とともに「RIP(Rest In Peace=安らかにお眠りください)」と投稿した。

 WBCは公式インスタグラムでも「数多くのボクサーにとって欠かせない存在でした」とお悔やみの言葉を並べた。マウリシオ・スライマン会長は5日に自身のSNSで「彼女は最も愛され、帝拳ジムの運営を任された、思いやりのある人で、ボクシングのために命を捧げてきた人でした」と長野さんの逝去を悼んでいる。

 IBFはXで「長野ハルさんのご逝去の知らせに深く悲しんでいます。彼女は99歳にして帝拳ボクシングジムを精力的に運営する素晴らしい人でした」と功績をたたえた。

 WBOはSNSで「WBOは、尊敬する帝拳プロモーションのマネジャーである長野ハル氏の逝去を心から悲しんでいます。(中略)彼女のボクシングコミュニティーへの貢献を決して忘れることはありません」とつづった。4団体がそろって悲しみを表したことは、長野さんが世界のボクシング界にも大きな貢献をしていたことを示している。