阪神の年賀式が6日、兵庫県西宮市の球団事務所で行われ、藤川球児監督(44)が年始のあいさつでリーグ王座奪還を目指す25年の所信表明を行った。球団職員に向けて、力強く宣言。「日々順調であることを疑って、不安であることが正解と思えるような、そん…

阪神の年賀式が6日、兵庫県西宮市の球団事務所で行われ、藤川球児監督(44)が年始のあいさつでリーグ王座奪還を目指す25年の所信表明を行った。

球団職員に向けて、力強く宣言。「日々順調であることを疑って、不安であることが正解と思えるような、そんな組織が最後、一番上にいるんじゃないかと思っています。監督として泥くさく、激しく戦っていきたい」と力を込めた。

年賀式後には取材に対応。年末年始をゆっくりと過ごし、リフレッシュした様子で笑顔を見せた。

「非常にたくさん寝させていただきました。監督としての動きをしていると、11月、12月だけでも疲労はあったので、いいトレーニングをしたと思って。ウエートトレーニングをした後の休養みたいな感じで、年末年始からすごく寝ていましたね」

あらためて、リーダーとしての責任感も口にした。「新たな1年のスタートで、立場は変われど現場である私に責任がある中でスタートをするので、決断をしっかりとしていくので、ついてきてほしい、そんな思いを込めてあいさつをしました」。指揮官として迎える初めての1年がスタートした。