オリオールズ、ジャイアンツ、カブスなど5球団が獲得に興味 ドジャースからFAとなったジャック・フラハティ投手にオリオールズなど5球団が獲得に興味を示しているようだ。米メディア「ドジャースネーション」が伝えた。 29歳のフラハティは昨季途中に…

オリオールズ、ジャイアンツ、カブスなど5球団が獲得に興味

 ドジャースからFAとなったジャック・フラハティ投手にオリオールズなど5球団が獲得に興味を示しているようだ。米メディア「ドジャースネーション」が伝えた。

 29歳のフラハティは昨季途中にタイガースからドジャース入り。移籍後は10試合で6勝2敗、防御率3.58と好成績を残し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。昨季は2球団で28試合登板、13勝7敗、防御率3.17。

 ロサンゼルス出身のフラハティ自身はドジャースとの再契約を望んでいたが、チームは2度のサイ・ヤング賞を獲得した左腕ブレイク・スネルを獲得。左腕マックス・フリードはヤンキース、コービン・バーンズはダイヤモンドバックスと有力FA投手の契約が次々と決まっている。

 フラハティが2023年途中からプレーしたオリオールズは今オフ、エース級の先発投手の補強が急務となっている。バーンズとの再契約を逃したとあって、同メディアは「馴染みの場所に落ち着く手」と評した。「次に最適な選択肢はフラハティに思える。フラハティはバーンズが抜けて不在となったエースの座を担うことで、オリオールズファンの(信頼を)取り戻すことができる」と報じた。

 オリオールズの他にはバーンズ争奪戦に敗れたジャイアンツやブルージェイズ、タイガース、カブスが獲得へ興味を示しているという。タイガースについても「除外すべきでないチーム」と伝えた。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はジャイアンツ、ブルージェイズ、タイガース、カブスを「狙っているチーム」と伝えた。いずれにしてもドジャース残留は望み薄。ワールドシリーズ制覇に貢献した通算55勝右腕は、どこへ向かうのだろうか。(Full-Count編集部)