オリックス・岸田護監督(43)が5日、自身が現役時代に背負った背番号14の後継者、宇田川優希投手(26)に爆発的投球の復活を求めた。 「強い真っすぐ、フォークで思い切って抑えていたのを取り戻してほしい。肉体的に改善していかないとかなり厳し…

 オリックス・岸田護監督(43)が5日、自身が現役時代に背負った背番号14の後継者、宇田川優希投手(26)に爆発的投球の復活を求めた。

 「強い真っすぐ、フォークで思い切って抑えていたのを取り戻してほしい。肉体的に改善していかないとかなり厳しいと思う。しっかり改善して勝負してくれたら」

 最速157キロの直球に、直球と同じような軌道からストンと落ちるフォークが宇田川の武器。ただ、昨季は右肩痛で出遅れ、9月には「右肘浅指屈筋の筋損傷」と診断されてシーズン未勝利。悔しい1年に終わった。

 23年にはWBCで世界一のメンバーとなり、チームでもリーグ3連覇に貢献した。宇田川も「1年間投げきって、いいところで投げ続けたい」と巻き返しを誓った。