パリ五輪柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロンが5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「新年のご挨拶とこれからの活動について。」として自身の2025年について語った。 冒頭で24年を振り返り、その上で「今年は6月に柔道を引退します…

 パリ五輪柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロンが5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「新年のご挨拶とこれからの活動について。」として自身の2025年について語った。

 冒頭で24年を振り返り、その上で「今年は6月に柔道を引退します。6月までに出る試合はいくつかありますけど、6月、実業団団体で引退することは決まっています」と昨年発表済みの予定をあらためて説明した。

 ただ解説を務めた4日の新日本プロレス東京ドーム大会に触れ、1年後に引退予定の棚橋弘至が、もしも今年の1・4でEVILに敗れたらその場で引退するつもりだったと知り、「それを見て思いました。俺も6月で引退するって言ってます。ただ、その前に負けたら引退します」と宣言。「あの人の男気に震えました。俺は負けたら引退します」と繰り返した。

 驚いたスタッフから「絶対ダメです。6月の実業団団体は悲願ですから、パーク24の」と諭されたが、「その前に負けたら引退します」と考えを変えず。しかし、再度スタッフから翻意するよう促されて渋々前言撤回し「何だよ、引退させてくれ、負けたら!」とボヤいた。