スロット新監督の下、優勝に爆進するリバプールが、生え抜きスターのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)に対し、最終オファーを提示したことが明らかになった。 英大衆紙『デイリー・ミラー』が掲載した記事によると、エー…

 スロット新監督の下、優勝に爆進するリバプールが、生え抜きスターのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)に対し、最終オファーを提示したことが明らかになった。

 英大衆紙『デイリー・ミラー』が掲載した記事によると、エースのモハメド・サラー(32)、主将のファルジル・ファン・ダイク(33)とともに今季限りで契約が切れるアレクサンダー=アーノルドに対し、リバプールが提示したのは5年契約総額7800万ポンドのオファー。これは日本円にして約158億3400万円となり、年俸計算すると約31億6680万円となる。

 また英メディアの報道によると、アレクサンダー=アーノルドは”主将就任を新契約合意の条件に加えている”とも伝えられていたが、「ミラー」紙はそれは否定。ただし順当であれば、現主将の33歳オランダ代表DFファン・ダイクが現役を引退、もしくは退団した場合は地元生まれで6歳からリバプールのユースに所属し、18歳でトップデビューを果たしたアレクサンダー=アーノルドが主将を引き継ぐことになる。

 「ミラー」紙によると、この158億円オファーはRマドリードからの条件提示と遜色ないものの、スペイン王者への移籍となれば2000万ポンド、約40億6000万円の契約金が支払われるという。

 イングランド代表チームで親交があると言われるジュード・ベリンガムのチームメイトになってRマドリードで新たな挑戦に挑むのか、それとも地元の伝説となるのか。今後はアレクサンダー=アーノルド自身の全盛期を捧げるクラブを決める最終判断に全世界の注目が集まることになる。