大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)へ向け十両・白熊(二所ノ関)が5日、茨城・阿見町の部屋で稽古。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)と12番取った。元横綱に鋭い攻めに対応できず、いきなり6連敗。それでも、頭をつけて耐えて押し返…

 大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)へ向け十両・白熊(二所ノ関)が5日、茨城・阿見町の部屋で稽古。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)と12番取った。元横綱に鋭い攻めに対応できず、いきなり6連敗。それでも、頭をつけて耐えて押し返すなど巻き返した。引退から6年経つ師匠に対して「歯が立たなかった」と舌を巻いた。

 稽古後には「初競りまぐろ&ちゃんこ振る舞い会」が部屋で開かれた。住宅メーカーの「アイ工務店」が主催し、この日朝に行われた初競りで落札された126キロの青森・大間町産の本マグロ(クロマグロ)が部屋に姿を現した。目の前での解体された魚体に近づき目を丸くした。寿司職人に握ってもらい笑顔で食べた。秋場所に新入幕を果たしたが2場所連続で負け越し中。「マグロをおいしくいただいたので勝ち越したい」と意気込んだ。