「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム) NEVER無差別級選手権&AEWインターナショナルダブル選手権が行われ、王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介、29)が、石井智宏(49)と壮絶な肉弾戦を演じた末、13分30秒、レ…

 「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム)

 NEVER無差別級選手権&AEWインターナショナルダブル選手権が行われ、王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介、29)が、石井智宏(49)と壮絶な肉弾戦を演じた末、13分30秒、レイジングファイヤーからの片エビ固めでフォール勝ちした。初防衛に成功した試合後には、現在所属しているDDT、AEWに加え、新日本プロレスにも所属し、異例の3団体所属となることを電撃発表した。

 強烈なエルボー、ラリアット、頭突きなどで激しく打ち合い、垂直落下式のブレーンバスター、ファルコンアローなど強烈な技の応酬で、東京ドームの度肝を抜いた両雄。最後はTAKESHITAがレイジングファイヤーで決着をつけ、13分超とは思えない濃密な戦いで会場を沸かせた。

 試合後の会見でTAKESHITAは「石井智宏との試合はキチぃ。キツいけど、最後に立っているのは俺だ」と首をさすりながら勝ち誇った。「これからはNEVER無差別級王者としての戦いも見せていくから楽しみにしとけ」と言うと、「俺は今、DDTとAEWの2団体に所属しているが、それに加え、新日本プロレスと3団体所属になった」とサプライズ発表。「俺はプロレス界を統一する。世界統一は俺にしかできない。まだ誰も歩んだことがない道を歩いてやる」と宣言した。