「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム) RPW統一ブリティッシュ女子王者の白川未奈とSTRONG女子第4代王者のメルセデス・モネが激突。14分4秒でモネがモネメーカーで勝利し、白川が持っていた二つのベルトを勝ち取った。 白川はモネのニー…

 「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム)

 RPW統一ブリティッシュ女子王者の白川未奈とSTRONG女子第4代王者のメルセデス・モネが激突。14分4秒でモネがモネメーカーで勝利し、白川が持っていた二つのベルトを勝ち取った。

 白川はモネのニーパッドの上から執拗(しつよう)に膝攻めで崩しにかかり、終盤は雪崩式インプラントDDT、グラマラスMINAなど多彩に強敵を攻め立てた。しかし、たたみかけに入った4の字固めを決めきれず、最後はモネメーカーに屈した。

 バックステージでは「日本の皆さんの前で勝利をつかみ取ることを見せたかった」と号泣した。昨年はスターダムのリーグ戦を欠場して海外遠征で奮闘したが、モネに敗れて無念にもベルトを失った。白川は悔し涙をぬぐうと「不可能なことを可能にするのが未奈なんで。世界の女子プロレスの中心が今はメルセデス・モネかもしれないけど、必ず未奈が女子プロレスの世界の中心になって動かしてあげますよ。メルセデス・モネに勝つのはこの私だ!。かならずこの不可能を可能に変えてみせます」と雪辱を誓った。

 一方、勝利したモネは4本のベルトをインタビュールームの机に並べてご満悦な様子。シャンパンを開け、「ディス、イズ、チアーズ。かんぱ~い」と上機嫌に勝利の美酒に酔いしれた。