「鳳凰賞典レース・G3」(4~7日・立川) 山口拳矢(28)=岐阜・117期・S1=が2025年の巻き返しを図る。昨年はG1タイトルホルダーとして、待望の赤パンツを身にまたとった。充実の一年となり、さらなる飛躍を期待された。しかし、年間を…
「鳳凰賞典レース・G3」(4~7日・立川)
山口拳矢(28)=岐阜・117期・S1=が2025年の巻き返しを図る。昨年はG1タイトルホルダーとして、待望の赤パンツを身にまたとった。充実の一年となり、さらなる飛躍を期待された。しかし、年間を通してリズムに乗ることができなかった。
その要因としての一番は体調が整わない時期を多く、3月のG2・ウィナーズカップ(取手)や9月の地元・岐阜記念を体調不良で欠場。兆しが見えてきても体調を崩し、またリセットという悪循環に陥っていた。「成績を残せていないし、思ったようなレースをやれていない。フラストレーションのたまる一年ですね…」と昨年11月のG1・競輪祭(小倉)で話していた。これが本音だろう。
心機一転、S班としてのプレッシャーから解放された今年は持ち味のスピード全開でいい流れを引き寄せる。