第103回全国高校サッカー選手権大会で、千葉県代表の流通経大柏は4日、千葉市のフクダ電子アリーナで準々決勝に臨み、上田西(長野)に8―0で勝利して11日の準決勝に進んだ。同日、東京の国立競技場で東海大相模(神奈川)と戦う。 この日は、前半…

 第103回全国高校サッカー選手権大会で、千葉県代表の流通経大柏は4日、千葉市のフクダ電子アリーナで準々決勝に臨み、上田西(長野)に8―0で勝利して11日の準決勝に進んだ。同日、東京の国立競技場で東海大相模(神奈川)と戦う。

 この日は、前半13分のFW山野春太選手(3年)のゴールを皮切りに、同選手を含めMF和田哲平選手(同)、MF亀田歩夢選手(同)の3人が2点ずつ計6点を前半だけで挙げ、試合を決めた。

 後半もDF奈須琉世選手(同)がコーナーキックから頭で合わせたほか、MF柚木創選手(同)がPKを決めて、計2点を加えて圧倒した。

 亀田選手は「1点目を決めたことで自信を持って2点目も決めることができた」と振り返った。

 前の試合の対戦校である大津(熊本)の選手から応援の言葉をもらったとも言い「大津の選手たちの思いも背負って日本一を勝ち取りたい」と語った。(芹沢みなほ)