第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で、初出場の神奈川県代表・東海大相模は4日、明秀日立(茨城)に2―1で勝ち、4強進出を果たした。11日の準決勝では、川崎市の等々力陸上競技場から国立競技場に舞台を移し、流通経大柏(千葉)と対戦…
第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で、初出場の神奈川県代表・東海大相模は4日、明秀日立(茨城)に2―1で勝ち、4強進出を果たした。11日の準決勝では、川崎市の等々力陸上競技場から国立競技場に舞台を移し、流通経大柏(千葉)と対戦する。
前半34分、明秀日立に先制されたが、その6分後にMF小林晄也選手のクロスをエースMF沖本陸選手が頭で合わせ、同点に追いついた。
後半25分、シュートを狙った沖本選手のボールがゴール前のMF高畑旺崇(おうしゅう)選手の足元へ。ボールを止め、キーパーの位置を確認して、勝ち越しとなるゴールを決めた。
高畑選手は「意外と冷静だった。今までの止めて蹴る練習がいきたと思う」と振り返り、「国立はずっと見る立場だった。そこでサッカーができるなんて実感がわかない」と笑顔を見せた。
2得点に絡んだ沖本選手は「(この試合には)点を決める意思を持って臨んだ。国立は夢のある舞台。厳しい相手になるが、そこでまた自分が点を取っていきたい」と話した。(稲葉有紗)