“元祖ご意見番”の張本勲氏(84)が5日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にスペシャルご意見番としてソフトバンク王貞治会長(74)とともに出演した。現在、ポスティングシステムでメジャー球団と交渉中のロッテ佐々木朗…

“元祖ご意見番”の張本勲氏(84)が5日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にスペシャルご意見番としてソフトバンク王貞治会長(74)とともに出演した。

現在、ポスティングシステムでメジャー球団と交渉中のロッテ佐々木朗希投手についてコメントした。

「どこか行ってほしい球団はありますか?」との問いに張本氏は「もったいないね。日本プロ野球を考えたらね、これだけのピッチャーだもん」とまずは一言。

それでも「私はヤンキースかドジャース。名門に入ってもらいたい」と話し「あと10年、15年はね、おそらくアメリカで最多勝取るくらいの力はありますよ。球は速いし手元でドーンと落ちるフォークボールを2種類持っていますから。1つはストライクを取るフォークボール、1つは三振を取るフォークボール。当てるのがうまい日本のバッターでもなかなか難しい。アメリカはちょっと粗いバッターが多いから必ずや最多勝を取れると思います」と話した。

王会長は「今、張本さんが言ったように球は問題ないと思います。速さといいフォークの落ち方といいね。ただやっぱり日本でやってる時も1年間フルに通してやってないっていうところが、まあ、アメリカで、アメリカは中4日で行かなきゃいけない。それが彼が1年通して戦えるかどうかね。それを乗り越えれば最多勝も十分可能だと思いますね」と話した。