アーセナルのミケル・アルテタ監督が4日に行われたプレミアリーグ第20節、1-1で引き分けたブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。 前節ブレントフォードとの元日決戦を逆転勝利で飾って3連勝としたアーセナル。その試合でプレミアリーグ初先…
アーセナルのミケル・アルテタ監督が4日に行われたプレミアリーグ第20節、1-1で引き分けたブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。
前節ブレントフォードとの元日決戦を逆転勝利で飾って3連勝としたアーセナル。その試合でプレミアリーグ初先発を飾ったMFイーサン・ヌワネリが16分にカットインからシュートを流し込んで先制した。
ヌワネリの今季2点目で先手を取ったアーセナルが1点のリードを保っていたが、そのヌワネリが負傷交代となった迎えた後半、59分にPKを献上。DFウィリアム・サリバが浮き球のルーズボールを頭でクリアにかかると、ボールに触れずFWジョアン・ペドロの頭に当たってしまった。
これを決められて勝ち越しゴールを奪えなかったアーセナルは引き分けに終わり、連勝は3で止まった。アルテタ監督はPK判定に不服を唱えた。
「試合の入りは良かった。素晴らしいゴールがあって前半はピンチもなかった。しかし後半はラインを下げてしまい、ボールを多く失ってしまった。試合をコントロールできず、追加点を奪いに行く優位性を生み出せなかった。それでも相手にほぼチャンスを与えていなかった中でのPK判定にはとても失望している」
「私は自分のキャリアの中であのような判定を見たことがない。選手たちにも聞いたが、誰も見たことがないと言っていた。そして第4審にVARを確認したかと聞いたが、3秒後にはチェックは終わったと言われた。早いね」
ただ、現地メディアではジョアン・ペドロが先にボールに触り、その後にサリバの頭が接触していたとしてアンソニー・テイラー主審が下したジャッジには肯定的な見方が大半となっているようだ。
そしてアルテタ監督も後半の戦いには満足しておらず「接戦で勝利するには十分ではなかった」と引き分けに納得していた。