ヤクルト・高津臣吾監督(56)が、昨季、自身初タイトルとなる最多安打を獲得した長岡秀樹内野手(23)に「謙虚になれ」と痛烈メッセージを送った。 「鼻伸ばしてるようじゃダメですね。コツコツと、ずっと努力して、ここまで駆け上がってきた選手なの…

 ヤクルト・高津臣吾監督(56)が、昨季、自身初タイトルとなる最多安打を獲得した長岡秀樹内野手(23)に「謙虚になれ」と痛烈メッセージを送った。

 「鼻伸ばしてるようじゃダメですね。コツコツと、ずっと努力して、ここまで駆け上がってきた選手なので」

 昨季はプロ5年目で初めて全143試合に出場し、リーグトップの163安打をマーク。順調に成長曲線を描く背番号7へ、高津監督は「クリーンアップの前後を打たせられる選手になってほしい」と、次なるステップを求めた。

 2年連続で活躍するための秘訣(ひけつ)は初心忘るべからず、だ。「秀樹もちょっと鼻が伸びかけているんじゃないですか。もう、ぶち折ってやりますよ」と大きく笑った高津監督。期待が大きいからこそ、慢心を戒めた。