◆新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」(4日、東京ドーム)観衆2万4102 新日本プロレスは4日、東京ドームで「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」を開催した。 観客動員は、2万410…

◆新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」(4日、東京ドーム)観衆2万4102

 新日本プロレスは4日、東京ドームで「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」を開催した。

 観客動員は、2万4102人で昨年1・4ドームの2万7422人から3320人減少し、2023年の2万6085人も下回った。

 1989年4月24日に東京ドームで初興行を開催した新日本プロレス。メインイベントのザック・セイバーJr.と海野翔太のIWGP世界ヘビー級選手権試合など熱戦の連続で試合内容は充実していたが、観客動員数で今年はコロナ禍の2021年と22年を除き、過去の東京ドーム興行では最低の動員数となった。

 5日もドームで午後1時から大会を開催する。棚橋弘至社長は、今年のドーム興行について自身の第4試合終了後に「昨年のドームは社長に就任してすぐでした。だからドームへの道のり、会社の動き、社員の動き、ファンの気持ちどういったとこがきっかけになってドーム大会が成功するかを一年間、考えてきた結果の今日、明日です」と明かした。

 そして「まだまだコロナ前の動員には足りないかもしれない。けど、ファンのみなさんの1人1人の熱量。今日の会場の声援の大きさ。第0試合から始まって第1試合の盛り上がり。本当に心の底からうれしかったです。僕たちレスラーは、ファンのみなさんの気持ち、喜びやうれしさを声援でしかわからない部分があります。その声援が今日、たくさんいただけたということ、僕が一年間、社長として歩んでこれた…感謝します」とファンに思いを伝えていた。

 ◆1・4東京ドーム全成績

 ▼IWGP世界ヘビー級選手権 60分1本勝負

○王者・ザック・セイバーJr.(43分44秒 セイバードライバー(you’ve been tangoed special)→片エビ固め)挑戦者・海野翔太●

 ▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負

○内藤哲也(17分08秒、デスティーノ→片エビ固め)高橋ヒロム●

 ▼IWGP GLOBALヘビー級選手権 60分1本勝負

○挑戦者・辻陽太(19分39秒、ジーンブラスター→片エビ固め)王者・デビッド・フィンレー●

 ▼IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負

○挑戦者・エル・デスペラード(5分23秒、レフェリーストップ)王者・DOUKI●

 ▼NEVER無差別級&AEWインターナショナルダブル選手権 60分1本勝負

○AEW王者・KONOSUKE TAKESHITA(11分42秒、レイジングファイヤー→片エビ固め)NEVER王者・鷹木信悟●

 ▼棚橋弘至ファイナルロード・ランバージャックデスマッチ 30分1本勝負

○棚橋弘至(15分07秒、首固め)EVIL●

 ▼NJPW WORLD認定TV選手権4WAYマッチ 15分1本勝負

○挑戦者・エル・ファンタズモ(10分04秒、サンダーキス’86→片エビ固め)王者・成田蓮●

※他は、ジェフ・コブ、大岩陵平

 ▼IWGP女子選手権 60分1本勝負

○王者・岩谷麻優(8分46秒 二段式ドラゴンスープレックスホールド)挑戦者・AZM●

 ▼IWGPジュニアタッグ選手権4WAYマッチ東京テラーラダーマッチ 60分1本勝負

○挑戦者組・ロビー・イーグルス、藤田晃生(13分05秒 藤田がベルトを奪取)王者組・KUSHIDA、ケビン・ナイト、挑戦者組・TJP&フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー●

 ▼第0試合 IWGP世界ヘビー級王座挑戦権争奪ニュージャパンランボー(17人参加)

○後藤洋央起(34分35秒 オーバーザトップロープ)グレート―O―カーン●