◆第103回全国高校サッカー選手権(4日) 準々決勝の4試合が行われ、ベスト4が出そろった。準決勝は11日、「東福岡―前橋育英」「流通経大柏―東海大相模」のカードで東京・国立競技場で行われる。*  *  * ベスト4の顔ぶれは、優勝経験のあ…

◆第103回全国高校サッカー選手権(4日)

 準々決勝の4試合が行われ、ベスト4が出そろった。準決勝は11日、「東福岡―前橋育英」「流通経大柏―東海大相模」のカードで東京・国立競技場で行われる。

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 ベスト4の顔ぶれは、優勝経験のある3校に、初出場の東海大相模を加えた構図となった。

 準決勝の1カード目は、東福岡(1997、98、2015年度王者)と前橋育英(17年度王者)の伝統校対決に。西日本勢で唯一の8強入りだった東福岡は、静岡学園との激闘をPK戦の末に制し、勝ち上がった。

 2カード目は、流通経大柏(07年度王者)に、初出場4強入りの快挙を成し遂げた神奈川王者が挑む。8―0の圧勝で上田西を一蹴した流通経大柏のチーム力は本物。東海大相模の勢いにも注目したい。

 ベスト4に関東勢3校が入るのは、近年では17年度(前橋育英、流通経大柏、矢板中央)以来7大会ぶりとなる。