昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)はアメリカJCC・G2(1月26日、中山競馬場・芝2200メートル)に参戦することが決まった。今回は戸崎圭太騎手=美浦・田島俊明厩舎=が騎乗する。安田翔伍調教師…

 昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)はアメリカJCC・G2(1月26日、中山競馬場・芝2200メートル)に参戦することが決まった。今回は戸崎圭太騎手=美浦・田島俊明厩舎=が騎乗する。安田翔伍調教師が1月4日、Xで発表した。

 同馬は昨春に日本ダービーを制した後、秋は菊花賞で6着、有馬記念で3着と勝ち切れず。その後も放牧には出されず、栗東で調整を続けていた。安田翔調教師はX上で「当初は放牧を予定していましたが現状のコンディションをみて短期間で出走する事でどんな変化を感じることができるかを知るためにAJCCに挑戦することを決めました」と参戦に至った経緯を語った。

 さらに鞍上については「横山典弘騎手は先約がある事と、レースにおいて新しい意見を求めるという意図から次走は戸崎騎手に騎乗してもらいます。横山典弘騎手も理解してもらった上での戸崎騎手の依頼でありコンビを解消するものではなくダノンデサイルのパフォーマンス向上を目的とした決断です」と説明。復活の勝利へ、まずはG2からリスタートを切る。