◆マリーゴールド「MARIGOLD FIRST DREAM2025」(3日、大田区総合体育館)観衆1830 女子プロレスのマリーゴールドは3日、大田区総合体育館で「MARIGOLD FIRST DREAM2025」を開催した。 ユナイテッド…

◆マリーゴールド「MARIGOLD FIRST DREAM2025」(3日、大田区総合体育館)観衆1830

 女子プロレスのマリーゴールドは3日、大田区総合体育館で「MARIGOLD FIRST DREAM2025」を開催した。

 ユナイテッド・ナショナル選手権試合は王者・青野未来が桜井麻衣と4度目の防衛戦。試合は、互いの持てる技をすべてぶつけ合う熱戦となり25分17秒、桜井がSTFでギブアップを奪い王座初奪取に成功した。

 バックステージで桜井は「やっとこのシングルのベルト勝ち取ることができました!」と歓喜に浸った。

 そして「マリーゴールドに来て前半、ずっと自分のことが嫌いでお客さんの前に立つのもダメなんじゃないかなとすごい悩んで悩んで悩んで…来ました」と告白し「でもマリーゴールドに来た覚悟を私はしてきたのでここに来て良かったねってみんなに思ってもらえるそんな結果を出したかった。それが証明できたのはすごくうれしいです」と笑顔を浮かべた。

 王者として「まだまだシングルのチャンピオンとして完全じゃないですけど、これからこのベルト共に私はもっともっと変わって強くなってマリーゴールドをかき乱して貴婦人旋風を巻き起こしていきますのでよろしくお願いします」と誓った。

 一方、敗れた青野はバックステージで立ち上がることができず「これがどん底かと…どん底に突き落とされた気分で…ベルトを失ったことも桜井に負けた事実もどれが悔しいかわからないぐらい悔しくて」と涙を流した。続けて「何より悔しかったのが試合中、桜井コールばかり自分の耳に聞こえてきて…本当に悔しかった」と唇をかみしめ「いろんな意味でどん底なので這い上がるしかないんですけど今はあまり前向きなことを考えられないです。すみません」と言葉を絞り出すのが精いっぱいだった。

 ◆1・3大田区全成績

 ▼ワールド選手権試合

○挑戦者・林下詩美(22分23秒、ハイジャック・ボム→エビ固め)王者・Sareee●

 ▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合

○挑戦者・桜井麻衣(25分17秒、STF)王者・青野未来●

 ▼GHC女子選手権試合

○王者・天麗皇希(8分21秒、アメジストバタフライ→片エビ固め)挑戦者・後藤智香●

 ▼パッション・カウントダウン タッグマッチ

○高橋奈七永、石川奈青(16分46秒、クイーンビーボム→体固め)里村明衣子、YUNA●

 ▼ツインスター選手権試合

挑戦者組・○ボジラ、タンク(7分10秒、ハイアングル・パワーボム→片エビ固め)王者組・野崎渚、CHIAKI●

 ▼スーパーフライ級選手権試合

○挑戦者・ビクトリア弓月(13分14秒、三段式ムーンサルトプレス)王者・翔月なつみ●

 ▼山岡聖怜デビュー戦

△山岡聖怜(15分時間切れ引き分け)MIRAI△

 ※延長戦

○MIRAI(7分14秒、ラリアット→片エビ固め)山岡聖怜●

 ▼新春ドリーム・ランブル(13人参加)

○真白優希(20分25秒、オーバー・ザ・トップロープ)勇気みなみ●