楽天渡辺翔太投手(24)が、メジャー流の吸収に意欲を見せた。今オフ、帰国した球団OBのパドレス松井裕樹投手(29)と、チームメートと一緒に食事に行ったという。「裕樹さんはすごい野球熱心で、データをすごい勉強していて、僕が分からないデータの話…

楽天渡辺翔太投手(24)が、メジャー流の吸収に意欲を見せた。今オフ、帰国した球団OBのパドレス松井裕樹投手(29)と、チームメートと一緒に食事に行ったという。「裕樹さんはすごい野球熱心で、データをすごい勉強していて、僕が分からないデータの話ばかりしていた。やっぱそういう知識はすごいなと思った」と驚かされた。

渡辺翔が松井と同僚だったのはルーキーイヤーの23年だけだが、昨オフの自主トレでもお世話になるなど兄貴分との交流は続く。鹿児島・奄美大島での「松井塾」にも2年連続で参加する予定で「握り方でボールの回転を変えたりなど、いろいろ聞いて試したい」と、さらなるレベルアップに向けて貪欲に吸収するつもりだ。

2年目の昨季は2軍降格がありながらも、中継ぎとして49試合に登板した。チーム3位の7勝を挙げ、12ホールド、防御率3・04と活躍。今季は50試合登板に照準を合わせており「真っすぐの出力を出して、キャンプインの時には150キロぐらい投げられるように。とにかく真っすぐにこだわってやりたい」と力を込めた。