オリックス・岸田護監督(43)が3日、ドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)=富士大=の1番打者起用について「面白そうですね」と前向きな言葉を口にした。 チームの課題を解消する切り込み隊長になるかもしれない。5位に終わった昨季、チームの盗塁…
オリックス・岸田護監督(43)が3日、ドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)=富士大=の1番打者起用について「面白そうですね」と前向きな言葉を口にした。
チームの課題を解消する切り込み隊長になるかもしれない。5位に終わった昨季、チームの盗塁数はリーグワーストの61。リーグトップの日本ハムは91で、優勝したソフトバンクが89と差は歴然だった。50メートル走5秒8の快足で、北東北大学野球リーグ5度の盗塁王に輝いた麦谷の活躍がカギを握りそうで、岸田監督も「走れれば大きな武器」と力を込めた。
また代走、守備の切り札だった小田が現役引退し、スーパーサブの存在も必要。指揮官は「一枠使う。必要になる必ず」と杉沢や渡部などの名を挙げた。秋季キャンプでも走塁の基礎から徹底的にたたき直したオリックス。機動力を生かし、攻撃のリズムを作る。