巨人の西舘勇陽投手(22)が3日、新年に「回」の誓いを立てた。プロ2年目シーズンを前に、1年を通してローテーションで「回」ること、投球イニングは100「回」以上と目標設定。「まずは開幕ローテを目指したい」と、残る1枠のサバイバルレースに挑…

 巨人の西舘勇陽投手(22)が3日、新年に「回」の誓いを立てた。プロ2年目シーズンを前に、1年を通してローテーションで「回」ること、投球イニングは100「回」以上と目標設定。「まずは開幕ローテを目指したい」と、残る1枠のサバイバルレースに挑む。

 昨季は主に救援で28試合に登板。夏場以降は先発転向し2軍で場数を踏んだ。昨季開幕投手の戸郷を筆頭に山崎伊、井上の開幕ローテ入りは確実。順当なら田中将、グリフィンで5枠が埋まる。西舘は平内、伊藤、又木、堀田、横川らと1つしかないイスを奪い合う。

 「1日、1日を大事にしたい。先発として回るなら100イニングは必要」と西舘。リーグ連覇、悲願の日本一を目指すチームに“新鮮”力は不可欠。昨季のドラ1右腕が台頭すれば、確かな戦力アップにつながる。2年目の飛躍を強く誓い、フル「回」転する覚悟だ。