マンチェスターU所属のイングランド代表FWマーカス・ラシュフォード(27)がサウジアラビアからの獲得オファーを拒否していたことが明らかになった。 英大衆紙『デイリー・メール』が掲載した記事によると、ラシュフォードにはサウジ・プロリーグの3…
マンチェスターU所属のイングランド代表FWマーカス・ラシュフォード(27)がサウジアラビアからの獲得オファーを拒否していたことが明らかになった。
英大衆紙『デイリー・メール』が掲載した記事によると、ラシュフォードにはサウジ・プロリーグの3クラブが年俸オファーをしたという。
「メール」紙によると、その中でも最高年俸は3500万ポンド。日本円にして約71億500万円で、現在マンチェスターUで支払われている年俸1630万ポンド(約33億25140万円)の倍額以上の待遇となる。
ところがラシュフォードはこの好条件を拒否。その理由は現在27歳でこれから全盛期を迎える選手として『60』を数えているイングランド代表のキャップ数をさらに増やしたいからだという。
しかし現状はアモリム新監督に戦力外とされ、マンチェスターUでの出場機会が激減。そしてこのままサウジアラビアに移籍してしまえば、トゥヘル監督へのアピールはできず、実質イングランド代表からの引退宣言ともなる。
マンチェスターU側は試合に出なくなった上、27歳イングランド代表FWの33億円もの高年俸もネックとなり、1月中に売却したい方針。ラシュフォード本人も「新しい挑戦の準備はできている」と語り、移籍に前向きな姿勢を示している。クラブの放出方針に逆らう意志はないが、代表復帰が可能なチームへの加入を望む中、現状でオファーが届いたのはサウジアラビアの3クラブだけ。今後の動向にさらに注目が集まる状況になっている。