◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 往路優勝の青学大が復路でも安定した強さを発揮し、2年連続8度目の優勝を果たした。10年前の91回…

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 往路優勝の青学大が復路でも安定した強さを発揮し、2年連続8度目の優勝を果たした。10年前の91回大会で箱根路を初制覇して以来、11回中8回も優勝。優勝確率は驚異の73%。往路優勝した7回はすべて総合優勝。トップを走れば盤石。箱根路の王者は101回大会も強かった。

 原監督は中継した日本テレビのインタビューで、寮母でもある美穂夫人への感謝を口にした。「妻、美穂はじめ寮生活皆がですね、家族のように頑張ってくれてるんですよね。それが青山学院ファミリーの良さだと思っています。チーム青山勝ちました」と周囲の協力に感謝した。

 昨年の大会を制した際も美穂夫人をねぎらうコメントを出していた。この日はゴール地点の読売新聞社前に初めて同夫人が立ち会い、10区・小河原陽琉(1年)を出迎える直前にはハイタッチ。自身が8度胴上げされた後に、3度胴上げされた愛妻を見届けた。