◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) シード校の大東文化大と山梨学院大が、最後の鶴見中継所で無念の繰り上げスタート。母校のタスキが途切…
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
シード校の大東文化大と山梨学院大が、最後の鶴見中継所で無念の繰り上げスタート。母校のタスキが途切れた。
大東大は、18位でタスキをもらった9区の大谷章紘(4年)が懸命に前を追ったが、最終走者の10区・庄司瑞輝(2年)につなぐことができず。今季は9季ぶりに出雲、全日本、箱根の3大駅伝にフル出場と力をつけ臨んだが、往路から19位と苦しい戦いを強いられていた。山梨学院大は徳田秋斗(4年)が16位からタスキを運んだが、最後の土器屋快都(4年)に渡すことが出来なかった。
繰り上げスタートは今大会2校目。8区から9区の戸塚中継所では、日大が約1分及ばずにタスキが途切れていた。
箱根駅伝では周囲の交通規制なども考慮し、レースを円滑に進めるために、各中継所での繰り上げ時間が以下のように決められている。自校のタスキを使うことは許されず、大会本部が用意した白と黄色のタスキをかけて出発することになる。繰り上げの条件は以下の通り。
・【往路】鶴見、戸塚中継所ではトップ通過から10分後。平塚、小田原は15分後。
・【復路】すべての区間でトップ通過から20分後。