さいたま市浦和区の浦和駒場スタジアムで2日にあったサッカーの第103回全国高校選手権3回戦で、阪南大高(松原市)は過去3度優勝の東福岡に0―1(前半0―1)で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。 前半8分、東福岡に先制点を許し、出ばなを…
さいたま市浦和区の浦和駒場スタジアムで2日にあったサッカーの第103回全国高校選手権3回戦で、阪南大高(松原市)は過去3度優勝の東福岡に0―1(前半0―1)で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。
前半8分、東福岡に先制点を許し、出ばなをくじかれた。取り返そうと何度もゴール前へボールを送るが、相手の大きくて強いDF陣にはね返された。GK沖見駿介選手(3年)の好守もあって追加点は許さなかったが、攻撃は最後までシュートを1本も放つことができず、追いつくことができなかった。
MF福本一太主将(3年)は「ボールの奪い合いなど、東福岡に全て負けていた。サイド攻撃を封じられ、チームとして何もできなかった」と振り返り、「このチームで1試合でも多く戦いたかった」と悔しそうに話した。3回目出場の今回、チームは前回出た第100回大会と同じ3回戦敗退となった。浜田豪監督は「東福岡はつけいるすきを与えてくれなかった。この現実を見つめないと、また同じことの繰り返しになってしまう」と厳しかった。(渋谷正章)