第104回全国高校ラグビー大会の3回戦が1日、大阪府の東大阪市花園ラグビー場であり、兵庫県代表の報徳学園は東海大大阪仰星(大阪第2)に5―31で敗れ、2大会ぶりの8強入りは果たせなかった。 報徳学園は開始1分でいきなりトライを奪われた。計…
第104回全国高校ラグビー大会の3回戦が1日、大阪府の東大阪市花園ラグビー場であり、兵庫県代表の報徳学園は東海大大阪仰星(大阪第2)に5―31で敗れ、2大会ぶりの8強入りは果たせなかった。
報徳学園は開始1分でいきなりトライを奪われた。計4トライを許した前半は、ほぼ何もさせてもらえなかった。
接点での重圧に自ボールのスクラムをうまく組めず、反則をとられて相手にボールが渡った。西條裕朗監督は「圧力に負けた。いつもなら出ないミスが出た」。
ボールを保持してもパスの狙いがずれ、キックも思い通り蹴れず、なかなか前へ運べなかった。それでも試合終了間際にトライを決めて意地を見せた。
東海大大阪仰星とは4大会連続の対戦だった。前回はちょうど1年前の3回戦で2点及ばず負けた。雪辱を期していたが、FBタウファテビタ悦幸選手(3年)は「リードされても気持ちは全然折れなかったが、相手は何倍も成長していました」と涙声で振り返った。(岡田健)