◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 帝京大34―26明大(2日、国立競技場) 帝京大が5トライを奪う快勝劇で明大を返り討ちにした。昨季決勝と同一カードとなった一戦は前半7分に先制トライも、自陣深くまで押し込まれる場面が続いた。だが、フランカ…
◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 帝京大34―26明大(2日、国立競技場)
帝京大が5トライを奪う快勝劇で明大を返り討ちにした。昨季決勝と同一カードとなった一戦は前半7分に先制トライも、自陣深くまで押し込まれる場面が続いた。だが、フランカー青木恵斗主将が「不安はなく、スコアされそうな雰囲気がなかった」と胸を張ったように、粘り強いタックルで簡単に得点を許さなかった。
明大の外からの攻撃に2トライを奪われたが、モールの守備では逆に押し返すなど耐え抜き、前半を2点リードで折り返した。「自陣でラグビーしすぎた前半だったので、敵陣でラグビーしようとチームで共有した」との青木主将の言葉通りに、後半に入ると一気に修正。同17分までに3連続トライを奪って突き放した。
4連覇に王手。決勝で相まみえる早大には、関東対抗戦で17―48で敗れた。雪辱戦ともなる頂上決戦に向け、相馬朋和監督(47)は「チーム一丸となっていい準備をしていきたい」と気合を入れ直した。(三須 慶太)