正月恒例のテレビ朝日系特別番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ」が2日、放送され、パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実がスゴ業を見せた。 ルールはツワモノの男性芸人4人を6分間で撃破できるかどうか-。まずウド鈴木と対した角田は開…

 正月恒例のテレビ朝日系特別番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ」が2日、放送され、パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実がスゴ業を見せた。

 ルールはツワモノの男性芸人4人を6分間で撃破できるかどうか-。まずウド鈴木と対した角田は開始12秒で鮮やかな巴投げを決めて秒殺。続く柔道二段のハマカーン・浜谷は阿部一二三の気合注入を受けて畳に上がるも、31秒で2度目の巴投げをかわすことができず、コンタクトレンズも吹っ飛ぶ鮮やかな負けっぷりだ。

 わずか43秒で2人を倒した角田。3番手のドランクドラゴン・鈴木は、柔術歴30年を誇る中、組み手を切って時間を稼いだ。投げ技で技ありを奪ってからの腕ひしぎ十字固めも見事に回避したが、最後は押さえ込みで敗れた。

 ラストの刺客は柔術世界一にも輝いた実績を持つガリットチュウ・福島。うまく組み手をかわしながら時間を稼いだが、残り31秒、わずかな隙を突かれて巴投げを決められた。直後に腕を極めにいくガチモードだった角田。「めちゃくちゃ強くて入ったかなと思ったんですが」と大粒の汗を流しながら振り返った。

 ネットでは「芸人さんも弱くないんだけど、それでも巴投で投げちゃうんだから。さすが金メダリスト それでいて綺麗なんだよね」「バラエティでもガチで勝ちにいって投げて一本取った後もしっかりと関節取りにいこうとしてて武道家の魂を感じた…」「角田さんカッコいい。強くて美しいわ」「角田夏実さん笑った顔も可愛くて好きだけど、戦ってるときの真剣な目がカッコ良すぎてそっちも好き」と感嘆の声があがっていた。