◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ) シード校の10校に、予選会を勝ち上がった10校と関東学生連合、計21チームで争われ、6年連続8回…
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)
シード校の10校に、予選会を勝ち上がった10校と関東学生連合、計21チームで争われ、6年連続8回目の出場となる創価大は5時間23分38秒で往路5位でゴールした。2区のエース・吉田響(4年)が区間記録を上回る1時間5分43秒で13人抜きの激走を見せて4位浮上。3区のS・ムチーニ(2年)が区間2位、4区の野沢悠真(3年)が同6位でつなぎ、5区はルーキーの山口翔輝を起用。区間10位と踏ん張った。
大きな目標としてきた往路優勝には届かなかったものの、榎木和貴監督は「うちの持てる力は出し切った中でのタイム。それで5番ということは周りの大学さんもかなりいい仕上がりをしてるのかなと感じた」と選手をねぎらった。
往路では当日変更で2区に吉田、3区にムチーニ、5区に山口を投入したが、3人の起用については11月の全日本大学駅伝後から構想があったという。前回5区の吉田がチーム事情を優先して2区を志願したこともあり、5区は1年生の山口を抜てき。山口は「3位でいい位置で先輩たちからタスキをもらって、できるだけ維持してフィニッシュしたかったけど、疲れた時になかなか抵抗できずに5位に終わってしまった」と反省を浮かべたが、榎木監督は「71分から2分でしっかりとつないでくれればというところだった。ほぼ100%出し切って走ってくれた」と評価した。