【香港2日=吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング4位、現同106位の錦織圭(ユニクロ)が、翌日に準々決勝を控え、約45分ほど練習を行った。最初の30分は、準々決勝の相手で同49位のキャメロン・ノリー(英国)を想定し、左利きの練習相手に…

 【香港2日=吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング4位、現同106位の錦織圭(ユニクロ)が、翌日に準々決勝を控え、約45分ほど練習を行った。最初の30分は、準々決勝の相手で同49位のキャメロン・ノリー(英国)を想定し、左利きの練習相手にサーブを打たせたり、対ノリー対策を行った。

 続く15分は、ヨハンソン・コーチが球を出す基礎練習を徹底した。サーブ以降の3球目攻撃、相手が逆回転の球で逃げてくるのをネットで仕留めるボレー、前日の試合中にミスをしたグラウンド・スマッシュなどを繰り返した。

 3日に予定されている準々決勝で対戦するノリーとは、過去の対戦成績は錦織の2戦全勝だ。2019年ウィンブルドン2回戦ではストレート勝ち。2021年シティオープン3回戦ではフルセットで、ともに錦織が勝っている。