◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 早大 31(26―0、5―19)19 京産大(2日、国立競技場) 準決勝第2試合は、早大(関東対抗戦1位)が京産大(関西2位)に31―19で勝利。昨季準々決勝で大敗(28●65)した相手に雪辱を果たし、決…
◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 早大 31(26―0、5―19)19 京産大(2日、国立競技場)
準決勝第2試合は、早大(関東対抗戦1位)が京産大(関西2位)に31―19で勝利。昨季準々決勝で大敗(28●65)した相手に雪辱を果たし、決勝(13日、秩父宮ラグビー場)に進出した。5季ぶりの優勝に挑む決勝は、学生王者で3連覇中の帝京大戦を迎える。
先制は早大。7分、敵陣左サイド22メートル内のラインアウトから、鮮やかな連携でロック栗田文介(4年)がトライ。早大はスクラムで優位に立ってチャンスを作る。同14分、敵陣右サイドのラインアウトを起点に攻め、リスタートから運んだCTB福島秀法(3年)がインゴールに飛び込んで追加点。12―0とする。同24分は、みたびラインアウトから左、右へと攻撃を展開し、最後はフッカー佐藤健次主将(4年)がチーム3連続トライ。キックも決め19―0と突き放す。
堅守速攻も光る早大。前半31分、京産大の9次攻撃を自陣でしのぐと、相手の蹴ったボールをFB矢崎由高(2年)が捕って反撃。WTB池本晴人(2年)がゲイン、SO服部亮太(1年)に渡って右に飛ばしパス。WTB田中健想(1年)のトライにつなげた。前半だけで4トライを挙げた早大が、26―0で折り返す。
後半も早大ペース。京産大の11次攻撃をWTB田中のインターセプトでボールを奪い返し、FB矢崎が「50:22」からチャンスを演出。敵陣右サイドのラインアウトから左に展開し、WTB池本が得点。31―0とした。メンバーも入れ替わった20分過ぎから3連続失点したが、31―19で逃げ切った。
決勝は13日、秩父宮ラグビー場で開催。この日、明大を34―26で破って4連覇をかける帝京大に挑む。早大は昨年11月の対抗戦で帝京大を48―17で下している。5季ぶりの「荒ぶる」へ、王者に挑戦する。