「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、帝京大34-26明大」(2日、国立競技場) 前回大会決勝の再現となった一戦は、大会4連覇を狙う帝京大(関東対抗戦2位)が明大(関東対抗戦3位)に快勝し、決勝に進んだ。 明大は先に2トライを許して迎えた前…

 「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、帝京大34-26明大」(2日、国立競技場)

 前回大会決勝の再現となった一戦は、大会4連覇を狙う帝京大(関東対抗戦2位)が明大(関東対抗戦3位)に快勝し、決勝に進んだ。

 明大は先に2トライを許して迎えた前半19分に反撃。敵陣深くで相手ボールを奪うと、最後はオフロードパスを受けたWTB海老沢琥珀(2年)が左隅にトライ。さらに同32分にはプロップの桧山蒼介(2年)もトライを挙げ、12-14と2点差に追い上げて試合を折り返した。

 だが、後半は帝京大に3本のトライを追加されるなど厳しい展開に。同35分にナンバー8木戸大士郎(4年)、試合終了間際にロックの田島貫太郎(4年)が意地のトライを奪ったが、及ばなかった。

 前半は互角の内容だっただけに、神鳥裕之監督は「悔しいのひと言です。前半はしっかりセットプレー、フィジカルのところで戦えて、手応えはあった。後半の立ち上がり、20~25分までの時間帯が悔やまれる」とガックリ。主将の木戸は「言葉が出ないですね。本当に悔しい…もう1試合やって勝ちたかった」と、言葉に詰まりながら目を潤ませた。