◆全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」(2日、後楽園ホール)観衆1235 全日本プロレスは2日、後楽園ホールで「ニューイヤーウォーズ2025」を開催した。 新年第一弾大会。試合前のリング上で昨年までフリー参戦してきた鈴木秀樹がこの…

◆全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」(2日、後楽園ホール)観衆1235

 全日本プロレスは2日、後楽園ホールで「ニューイヤーウォーズ2025」を開催した。

 新年第一弾大会。試合前のリング上で昨年までフリー参戦してきた鈴木秀樹がこの日付で新入団することが発表された。

 鈴木は1980年2月28日、北海道北広島市生まれの44歳。2008年11月24日、IGFの愛知県体育館大会の金原弘光戦でデビュー。タイトル歴は世界タッグ、GHCタッグ、BJW認定ストロングヘビー、世界ヘビー、W―1シングル、NWA UNヘビー、UNタッグ。身長191センチ、体重102キロ。得意技は ダブルアーム・スープレックス、ロイヤルストレッチ。

 バックステージで鈴木は、入団を決意した理由を「急にいろいろと話ができあがっていった」と切り出し「必要とされているのがすごくわかったんで、僕も必要としている感じです」と説き「大きい人たちの中でやるプロレスは面白い」と明かした。

 さらに目標を「(世界)タッグは一回取りましたけど、リング上の実績でいうと三冠も一回しか挑戦できていないですし、取ってないですし、リング上ではそこが一番の目標」と三冠ヘビー級初奪取を掲げた。早速、3日の後楽園ホール大会では所属選手として大日本プロレスの関本大介と組んで世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」に挑戦する。「組むパートナーは所属じゃない人ですけど、勝ちの要素がそろった試合はない」とし「勝たないと今日の発表だけでは(インパクトが)弱いと思うので、勝ってこそ全日本プロレスの鈴木秀樹だってアピールできると思うので必ず取りたいと思います」と燃えた。

 団体のために力を発揮するかと聞かれ「オレに求められているのは、全日本のためにというよりも僕が自分の力を今まで通り、それ以上に発揮することだと思うので、それが全日本プロレスのためになると、全日本プロレス側も判断したので今のこの状態になったと思います。だからこのままやることが一番なんじゃないか」と明かした上で「SNSは少し気をつけます。みんなに優しくしようかな、と。反省しています。明日からも巡回をしようかな、と」と神妙に改心を打ち明けた。

 これまで「バカの時代」としてタッグを組んできた諏訪魔が昨年限りで専務執行役員を退任し1月1日付で非常勤取締役となった。今後は限定的に王道マットに参戦するが「入団のひとつに諏訪魔の退団が大きいです。間違えました引退でした。やっといなくなった」とわざとらしく勘違いし「バカの時代」は「人間が生きている以上続きます」と諏訪魔とツーショットの「バカの時代」Tシャツを着てアピールしていた。