◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 帝京大 34(14―12、20―14)26 明大(2日、国立競技場) 大会3連覇中の帝京大(関東対抗戦2位)が、明大(同3位)に34―26で勝って決勝(13日、秩父宮ラグビー場)進出。昨季の決勝と同一カー…
◆ラグビー◇全国大学選手権 準決勝 帝京大 34(14―12、20―14)26 明大(2日、国立競技場)
大会3連覇中の帝京大(関東対抗戦2位)が、明大(同3位)に34―26で勝って決勝(13日、秩父宮ラグビー場)進出。昨季の決勝と同一カードで明大の雪辱を許さず、4連覇に王手をかけた。
先制は帝京大。7分、自陣からボールを運び、敵陣22メートル付近でパスを受けたSO本橋尭也(2年)が中央に走り込んでトライ。同16分は、中央付近からのハイボールを捕ったWTB生田弦己(3年)がそのまま左サイドへ一気に走って追加点を挙げた。明大は0―14の同19分、敵陣インゴール手前でターンオーバーし、左に展開して最後はWTB海老沢琥珀(2年)がトライで反撃。31分にも連続攻撃から右の大外で受けたプロップ桧山蒼介(2年)のトライで12―14と迫り、前半を折り返した。
後半は帝京大ペース。4分、FB小村真也がゲインすると、CTB上田倭士(2年)までつないでトライ。19―12。勢いをつけると、8分には敵陣右サイドのラインアウトを起点に、インゴール手前の接点からボールを運んだロック、ダウナカマカマが追加点。キックも決め26―12とする。同17分は敵陣で体を当てて攻め続け、最後はロックの本橋拓馬(4年)がねじ込んで3連続トライ。同32分にPGを決めて34―12と突き放す。明大も35分にNO8の木戸大士郎主将、終了間際にもトライを挙げるが、後半に力を発揮した帝京大が逃げ切って勝利。大会4連覇と史上2位タイの通算13度目Vに王手をかけた。