◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 東福岡(福岡)1―0阪南大高(大阪)(2日・浦和駒場スタジアム) 3大会ぶり23度目の出場となる東福岡(福岡)が、阪南大高を1―0で下し、2016年度以来、8年ぶりの8強進出を果たした。前半にリー…
◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 東福岡(福岡)1―0阪南大高(大阪)(2日・浦和駒場スタジアム)
3大会ぶり23度目の出場となる東福岡(福岡)が、阪南大高を1―0で下し、2016年度以来、8年ぶりの8強進出を果たした。前半にリードを奪うと、初戦で6ゴールと高い攻撃力を誇る阪南大高を完封。これで今大会は3試合連続完封、県予選を含めて6試合連続の無失点。過去3度の優勝を誇る名門が、強固な守備でベスト8に進んだ。
東福岡は前半8分、左サイドでMF神渡寿一(3年)が仕掛け、中央へラストパス。これをFW伊波樹生(3年)が決めて先制した。阪南大高も初戦で2ゴールしたエースFW硲(はざま)冬真(3年)を生かそうと、前半途中には左MFの位置から1トップへ。得点源のポジションを変え、試行錯誤を繰り返した。しかし東福岡は両センターバックのDF大坪聖央(3年)、DF山禄涼平(3年)を中心に、コンパクトかつ隙のない守備を披露。前後半を通じて阪南大高エースの硲にまったく仕事をさせず、盤石の守備で守り切った。