「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場) 青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の往路優勝を飾った。2年連続8度目の総合優勝に王手をかけた。2位の中大に1分49秒差をつけた。 総合力が光った。1区の宇田川瞬矢(3年)がトッ…
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)
青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の往路優勝を飾った。2年連続8度目の総合優勝に王手をかけた。2位の中大に1分49秒差をつけた。
総合力が光った。1区の宇田川瞬矢(3年)がトップの中大から1分45秒差の10位につけると、2区に投入された黒田朝日(3年)が3人が区間新をマークする高速レースの中で自身も区間記録を更新する7人抜きの快走で区間3位となり、3位に浮上。3区の鶴川正也(4年)は区間4位で粘ると、4区に投入されたもう1人のエース、太田蒼生(4年)が区間賞の走りで2位に浮上。最後は山上りの5区で2年連続3度目となった“若の神”こと若林宏樹(4年)が、トップと45秒差でタスキを受けると、10キロ手前で中大を逆転した。若林は1時間9分12秒で区間新記録をマークした。
原晋監督は恒例の大作戦名に「あいたいね大作戦」を掲げ、「昨年以上の力はある。往路から先頭に立っていきたい」と話していたが、青写真通りの快勝で、連覇に王手をかけた。