◆プロレスリング・ノア「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」(1日、日本武道館) プロレスリング・ノアは1日、日本武道館で「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」を開催した。 第5試合のスペシャルシングルマッチで「…

◆プロレスリング・ノア「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」(1日、日本武道館)

 プロレスリング・ノアは1日、日本武道館で「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」を開催した。

 第5試合のスペシャルシングルマッチで「ALL REBELLION」拳王が“想い人”KENTAと対戦した。

 今年はプロレスリング・ノアの旗揚げ25周年。記念の年に拳王は、自らが2014年にノアへ本格参戦した当時の3月2日にふるさとの徳島で一騎打ちし敗れたKENTAとの対戦を熱望し今回の対戦が実現した。

 「想い人」と恋い焦がれノアの旗揚げから団体を支えたKENTAとの対戦に拳王は、自慢の金髪ではなく原点回帰を期し11年前と同じ黒髪で登場した。壮絶な場外戦、蹴りの応酬となった激戦は、張り手合戦を制したKENTAがヒザ蹴りで一気に攻勢に出ると最後は、go 2 sleepで拳王を沈めた。

 試合後、リング上で拳王は握手を求めたがKENTAは応じずリングを去った。バックステージでKENTAは、戦前、拳王が「オレに負けたらノアに出ろ」と要求されていたことに触れ「オレが勝ったらノアに出ちゃいけないの?オレはいつだって準備できてるよ。それが言いたいんだよ、お前に。勝った負けたじゃねぇ。オレはいつだってやってやるよ」とノアへの本格参戦を予告した。そして「結局、最後、オレが何が言いたいかっていうと」と切り出し「拳王、誕生日おめでとう」とこの日、40歳の誕生日を迎えた拳王を祝福した。

 敗れた拳王は「KENTAが一番輝けるのはノアのリング。そうオレは確信したぞ」と改めてノアへの帰還を熱望した。