「プロレス・ノア」(1日、日本武道館) 拳王が「想い人」ことKENTAとの一騎打ちに臨んだ。 拳王が勝てば、今年1年、KENTAがノアに参戦するという条件で行われたこの一戦。KENTAが拳王の握手に応じて試合が始まった。 ミドルキックの蹴…

 「プロレス・ノア」(1日、日本武道館)

 拳王が「想い人」ことKENTAとの一騎打ちに臨んだ。

 拳王が勝てば、今年1年、KENTAがノアに参戦するという条件で行われたこの一戦。KENTAが拳王の握手に応じて試合が始まった。

 ミドルキックの蹴り合いやビッグブーツの相打ち、延々と続いた張り手の相打ちなど両雄が意地を張り合う激闘となったが、張り手4連打で膝を突いた拳王にKRNTAがランニングニーから頭部への左、右、左の回し蹴りをブチ込み、15分過ぎにこの日3度目のトライとなったgo 2 sleepを直撃。拳王を完全KOし、3カウントを奪った。

 敗れた拳王はマットを指し、手招きして握手を求めるが、しばらくためらっていたKENTAは応じずに退場。それでもバックステージでは「俺が勝ったらノアに出ちゃいけないのか?俺はいつだって準備できてる。それが言いてえんだよ。勝った負けたじゃない」と拳王が求めていた継続参戦に応じ、この日が40歳の誕生日だった拳王を「誕生日おめでとう」と祝福した。

 拳王はアゴを押さえながら「やはりKENTAが一番輝けるのはノアのリング、そう俺は確信したぞ。オマエを求めてるヤツが一番多いのはどこなのかな?」とメッセージを送っていた。