「全日本実業団駅伝」(1日、群馬県庁発着=7区間100キロ) 新春恒例のニューイヤー駅伝が開催され、旭化成が5年ぶり、最多記録を更新する26度目の優勝を飾った。2年ぶり3度目の優勝を狙ったホンダはアンカー勝負で屈して、8秒差の2位に終わっ…

 「全日本実業団駅伝」(1日、群馬県庁発着=7区間100キロ)

 新春恒例のニューイヤー駅伝が開催され、旭化成が5年ぶり、最多記録を更新する26度目の優勝を飾った。2年ぶり3度目の優勝を狙ったホンダはアンカー勝負で屈して、8秒差の2位に終わった。

 レースは序盤から前年覇者のトヨタ自動車がけん引。2区のルーキー鈴木芽吹が区間2位、10人抜きの走りで2位に浮上すると、3区で1万メートルパリ五輪代表の太田智樹で首位に躍り出た。4区のキバティも首位をキープしたままタスキをつないだ。しかし、5区の22年世界選手権マラソン代表、西山雄介がブレーキ。ホンダは青木涼真、旭化成は大六野秀畝の快走で首位、2位に躍り出た。

 ここからはホンダ、旭化成の争いとなり、12秒差でアンカー勝負に。逃げるホンダの中山顕、追う旭化成の井川龍人という展開となったが、5キロ地点で井川が追いつくと、残り500メートルで前に出て、歓喜のゴールテープを切った。