<全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2025年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)旭化成が5年ぶりに王座を奪還した。最終7区で逆転し、史上最多記録を更新する26度目の優勝を果たした。1区で流れを引き寄せた。高卒2年目のルー…
<全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2025年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)
旭化成が5年ぶりに王座を奪還した。最終7区で逆転し、史上最多記録を更新する26度目の優勝を果たした。
1区で流れを引き寄せた。高卒2年目のルーキー長嶋幸宝(そなた)が区間賞を獲得。SUBARU・三浦龍司やGMOインターネットグループ・吉田祐也らが集う中、堂々の走りでチームを勢いづけた。
2区の茂木圭次郎では4位へ後退となったものの、3区ではパリオリンピック(五輪)1万メートル代表の葛西潤が区間2位と好走し、順位を2位へと押し上げた。
4区からはキプルト、大六野秀畝、斎藤椋が2位でタスキをつなぎ、首位のHonda(ホンダ)と12秒差で最終7区の井川龍人へ。この勝負どころで逆転した。
Hondaは2年ぶり3度目の優勝を狙ったが、最終区で逆転を許した。2年連続5度目の優勝を目指したトヨタ自動車は5区で首位陥落、6区以降も巻き返せなかった。