第103回全国高校サッカー選手権大会で、初出場の県代表・東海大相模は31日、川崎市の等々力陸上競技場であった2回戦で草津東(滋賀)と対戦し、2―1の逆転勝利を飾った。 東海大相模は前半17分に草津東にヘディングシュートで先制を許すも、前半…

 第103回全国高校サッカー選手権大会で、初出場の県代表・東海大相模は31日、川崎市の等々力陸上競技場であった2回戦で草津東(滋賀)と対戦し、2―1の逆転勝利を飾った。

 東海大相模は前半17分に草津東にヘディングシュートで先制を許すも、前半37分、DF佐藤碧選手のクロスをMF長井隆之介主将が頭で合わせ、同点に追いついた。後半終了間際、クロスバーに当たって高く上がったボールをDF佐藤碧選手が頭で押し込み、勝ち越した。

 創部61年目で初めてたどり着いた選手権の舞台。2得点に絡む活躍のDF佐藤碧選手は「最高にうれしかった。次もしっかり勝って、初出場と思わせない全力プレーで全国に注目されたい」と話した。有馬信二監督は「最高の大みそかになりました。次も勝ちたいね」と笑顔を見せた。(稲葉有紗)