「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ) 元K-1王者でMMA5連勝中だった久保優太(37)が、プロ12戦無敗のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24)=キルギス=に2回TKO負けを喫した。 試合後、久保は検査…

 「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)

 元K-1王者でMMA5連勝中だった久保優太(37)が、プロ12戦無敗のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24)=キルギス=に2回TKO負けを喫した。

 試合後、久保は検査のため、病院へ。弟でリレイズ東京の久保賢司代表がXで状態を報告し、「救急で病院に来ました」「鼻の骨折はあるものの、脳に異常は見られませんでした」として帰宅したことを明かした。車いすに乗り顔面が傷だらけの写真も一緒に添えた。

 久保は劣勢の戦いを強いられ、最後は強力なパウンドを食らったところでレフェリーに止められた。試合後の会見には顔面が腫れ上がった痛々しい姿で臨み、「控え室でもめっちゃ吐いて、今も意識朦朧」と話しながらも「(SNSなどで)もっと早く止めろとか、セコンドにタオルを投げろと言われているみたいだが、僕は腕が折れても失神しても試合を投げないからと今回は弟にバトンを託した」と振り返った。