三木監督は白紙強調楽天三木肇監督(47)が、今季の開幕投手は白紙と強調した。昨年は20年ドラフト1位の早川が4年目で自身初の大役を務めたが、現時点で未定。「正直、本当に決めてないと言えば決めてない。時期が来たら話します」と、けむに巻いた。オ…

三木監督は白紙強調

楽天三木肇監督(47)が、今季の開幕投手は白紙と強調した。昨年は20年ドラフト1位の早川が4年目で自身初の大役を務めたが、現時点で未定。「正直、本当に決めてないと言えば決めてない。時期が来たら話します」と、けむに巻いた。オープン戦でのパフォーマンスなどを見極めつつ、3月28日の敵地オリックス戦の先発マウンドに送り出す選手を決める方針だ。

昨季11勝を挙げた早川、藤井の両左腕、40歳岸の3人が有力候補になりそうだ。「今までやってきたことには敬意を払うというか、ちゃんとそこは加味してもちろん考える。でも、だからと言って、経験や実績がない人がそこにいかないのかというわけでもない」。あっと驚くような抜てきも可能性としてはあり得る。

5年ぶりに1軍で指揮を執る三木監督にとって、再出発の一戦となる。「開幕戦はすごく貴重で、シーズン143試合のうちの1だけど、特別な試合になる。そこにふさわしいというか、任せたいピッチャーは、いろいろな形があると思う。今までこの世界で活躍してきたとか、このチームに貢献したところは加味して考えます」。アンサーを出すその日まで頭を悩ませる。